映画『未来の食卓』 オーガニックな給食を考える映画、2010年夏に上映しました。みんなで素敵な未来の食卓作り続けたいね。

浜松市教育委員会と懇談してきました。

10月23日、浜松市教育委員会学校給食部健康安全課に行ってきました。
浜松の学校給食をもっと良くするために、こうやって話し合いの場を設けてくださって、健康安全課の方には本当に感謝です。

今回の参加者は、教育委員会からは学校給食のグループ長さんと栄養教諭さん。
こちらからは、8名。子どもが今学校級給食にお世話になってます!メンバーや農家さん、出しの良さを伝承したい人。まだ子どもは小さいけど学校給食に関心のあるメンバーなど多彩な顔ぶれで、食を語りました。

キックオフなので、全員が共有しておいた方がいいことを一問一答形式で紐解きながら話し合いは進みます。

以下共有したこと

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主食のパンの小麦は今現在県の給食会から用意してもらっていて、北海道滋賀産が60%、静岡産40%を毎回ブレンドしています。

パンに使われている添加物は、加工デンプンやビタミンCなど。国の基準で安全性が認められているものだけ使っています。

麺類とパンはパンと同じ粉を配合して使うそうです。

お米の産地は全て静岡産。コシヒカリ、キヌムスメ、アイチノカオリ、にこまる、キヌヒカリをブレンドするそうです。

旧浜松やセンター方式の学校を中心に浜松は毎回アルミパックを使って一人分ずつご飯を炊く(焼く?蒸す?のようなイメージです)のですが、他にも焼津、湖西、藤枝でもこの方式がとられている学校があります。

もともとアルミパックでのご飯提供は、米飯給食が国の政策で始まった時に、まとまった量のお米を炊く施設がなく、効率よく米飯を提供する方法がないかな?ではじまったそうです。

配米配水機という特別な機械で一人分ずつご飯を分けて行くのですが、機械の老朽化、技術者の高齢化が進んでいることは避けては通れません。この先バッカン方式にして行くとしたら、場所の問題と予算の問題をクリアする必要があります。今後、米飯の提供をどのようにしていくのか、見通しをもって方針を検討する必要がある。これはその場にいる大人全員が感じたことです。

和食のお出汁は、鯖・鰹・昆布・煮干しをブレンドしたもの。

洋食中華のお出汁は県内産地養鳥のブイヨン

給食に使われる油は、大豆油、ごま油、サラダ油

加工品の業者も細かく教えていただきました。

浜松産の野菜、ふるさと献立の時22、4%だったそうです。大根、サツマイモ、葉ネギ、セロリ、パセリ、ちんげんさい、玉ねぎ、じゃがいも、みかん、しらす干しがたくさん県内産のものを使っています。

牛乳は、引佐牛乳とフクロイ牛乳。

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食の話をするのは本当に楽しく、行ったり来たり脱線したりしながらで用意していた質問三分の一を残してしまいました。

また、継続して懇談会を開いていただけることになっているので続きはその時にお願いしようと思っています。

浜松市教育委員会と懇談してきました。


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