浜松の学校給食をもっとステキにする会

もともと、子ども達に質のいい給食を提供したいと言う思いから始まった、「浜松の学校給食をもっとステキにする会」

もう少し幅広く給食を見つめたい。

と仲間と話している時に子どもが学校から給食値上げしますよ。決定ですよな手紙をもらって来ました。しかも、この4月から。

学校給食は、体を作る、心を育てるだけでなく、本当に命綱の子どもがいる。こんな、お手紙１つで値上げを受け入れていいのかしら？と言うことで、浜松市議会でちゃんと問題点を出して、時間をかけて審議してもらえるよう、陳情書を出しました。

以下、提出した文章です。読んでいただけたら嬉しいな。

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浜松市議会議長　花井和夫様　　　　　　　　　　　　　　　　　

学校給食費の改定についての陳情

団体名　浜松の学校給食をもっとステキにする会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
陳情趣旨
日頃より、子ども達の心と体を作る美味しい給食の提供をありがとうございます。学校給食は、子ども達の学校生活を支えるだけでなく、私達学校に送りだす側の保護者にとっても、なくてはならないものとなっています。食事の提供だけでなく、カラフルなメニュー、地産地消の推進、無添加のお出汁、食材の放射能汚染測定。学校給食の取り組みから、家庭でもどのように食に向かうのか、たくさんヒントを頂いています。
　先日、子どもを通して、「学校給食費の改定について」のお知らせが配布されました。お知らせには、「食材高騰により栄養量や給食の質を確保する事が困難となり、学校給食費検討委員会で検討を重ね、学校給食費の改定が決定された。故に、平成２９年度４月から学校給食費の値上げが決定されました。」と記載してあります。
　お知らせを読み、「決まったのなら仕方がないと思うしかない。」と、諦めていました。ですが、確認したところ、浜松市議会で承認を得ていないのに「決定」と通知が来たというのを知りました。一食では３０円ですが、年間５５００円～６０００円もの教育の一環である給食費があがってしまう事を、議会で検討しないでいいのでしょうか？
私達子育て世代は、鈴木市長が出して下さった「子ども第一主義」の浜松に、とても関心があります。基本政策、「子どもの育ちを支え、若者の自立を応援するまちづくり」の中に、「医療費をはじめとし、子育て、幼児教育、保育に要する費用負担の軽減に取り組みます。」というのがあります。この素晴らしい基本政策に沿って子育てにかかる費用の軽減に取り組んでいただけるよう陳情します。

陳情項目
　１）学校給食費の改定について、値上げしないで済む方法がないのか検討して下さい。
　　　・食材費の高騰のためとありますが、食材費が下がった場合の事も検討して下さい。
　　　・他の政令指定都市に比べても、浜松は給食費は高いというデータもあります。なぜ値段に違いが出るのか調べて下さい。
　２）どうしても、値上げをしなければ給食を提供出来ないとなった場合、値上げ分の一部補助や、貧困家庭への補助など可能性がないのか検討して下さい。
　３）私達学童期のいる子育て世代の経済的負担は、かなり大きいものとなっています。「医療費をはじめとし、子育て、幼児教育、保育に要する費用負担の軽減に取り組みます」に沿って、「学校給食費」の全家庭への全額補助や、一部補助など、前向きな浜松市らしい取り組みが出来ないか検討して下さい。

　　　私達は、学校給食が大好きです。学校給食を通して、浜松市が、住みやすく、子育てしやすい魅力ある都市になりますよう期待しています。たくさんの案件のある中恐縮ですが、十分な検討をお願いします。

議長に陳情書を。教育部長に市長あての要望書を提出の後、全会派を回って、給食についてお話を聞いていただきました。


鈴木めぐみ議員と、ホッと一息記念撮影。

静岡新聞さん、中日新聞さんには、取材していただき記事になりました。





13日には、市民文教委員会にて陳情時間五分が与えられます。

今日の私たちが未来に繋がりますように。